UBIA (宇宙美術アカデミー)はワークショップセンターです。
UBIAの主な関心は、「宇宙美術」です。これは長年ロジャーが研究してきたアートと「宇宙意識」の関係が根底にあります。芸術はどのように広い宇宙や、拡張された意識/エゴを表現してきたのか?そこには、美術作品だけではなく、実際に人間や地球に対して役に立つメソッド、テクニックや生活の知恵が多く見られます(例えば、深い美術鑑賞や音楽鑑賞の方法、肉体を動かすこと、儀式性やコミュニティーの中で活動をすること)。
また、UBIAは「ホリスティック」なアプローチで、芸術があらゆる領域とつながりを持っていることを大切にしています。このような芸術の歴史や実践を追求することで、我々が今おかれている様々な心理的/精神的な病いや地球規模の危機(気候変動、経済の格差やパンデミック)に重要な「スキル」または「適用力」を発見し、生活の中で必要とされる「ケア」や「サポート」を取り入れていきます。

deep listening during a workshop for people with hearing loss, 2018

複数の芸術を横断するアプローチが取られます:資格美術、音楽、ダンス、テクノロジーや食事。ワークショップではアート作品の深い鑑賞、音楽鑑賞、動きやダンス、儀式、作品の再現、呼吸ヤァ糸ショーを個人あるいはグループで実践されます。様々な方法でアートを使って、鑑賞者を活性化することがUBIAの任務です。これは参加者からのコミットメントとモチベーションが必要です。このような試みは実験的であり、探索的でもあります。伝統的な美術館と違って、ただ作品を資料として見せることはしません。UBIAではアートを我々の身体と心を変える可能性がある「漢方」として考えています。アートは、エネルギーをある状態から別の状態に変換する強力な技術になる可能性があると思っています。つでに宇宙に開かれている無限の「交差点」として人間を考えています。アートはこの無限のエネルギーを促す強力な力です。UBIAのワークショップではアートの強いエネルギーをとうして人と人、自然界、テクノロジーや宇宙殿の関係を研究することが目的です。さらにワークショップはこれから気候変動で加速するであろう様々な混乱の中で生きるための体と心の「訓練」としても考えています。これは2018年にジェムベンデル先生が発表した「ディープアダプテーション」、つまり環境や社会崩壊の中どうやって人々は鼓動、生きていくべきなのか?このような考え方に対する一つの「道具」や「みんなで考える場所」としてもUBIAは機能すると思います。ワークショップを通じて今現在の個人主中心資本主義の社会と違うものの見方や生き方を探ること、そして新たな関係を作り、自分の領域を拡張してもう一回「コレクティブ」や「コミュニティー」、集団的な行動と可能性を実践していくことが大事だと思っています。

UBIAはアートの中と外で活躍してきた連綿凸ずいてきた先駆者と伝統の中に位置ずけています。例えば:シュールリアリズムの無意識の研究、アウトサイダーアート、古典インド音楽と美術、サイケデリックアートや文化、ライトショー、中国そう時代の瞑想的な山水画、意識を高める運動(女性や公民権運動)、アナハルプリンやリジアクラークの儀式と動きの芸術、研究者TJクラークや第三の鳥結社の深いアート鑑賞運動、フランツウェストのペテン師的なユーモア、デビッドマンキューゾの開かれた集団のダンス文化、そして松澤 宥、マークトビー、エマクンツ、モーリスグレーブズやアグネスマーティンのようなアーチストたちの拡張された宇宙意識のビジョン。

ワークショップやイベントは「シャンカールドーム」で行われます。このドームはアメリカのPacific Domesからキットとして購入した30ftドームです。