About

Fenberger House is a private museum and arts centre founded in 2011. We are a Godo Gaisha (Limited Liability Company) and receive no public funding. In normal circumstances we open from May to late October on specified days only. We maintain a working partnership with Arts Initiative Tokyo and host residential workshops.

フェンバーガーハウスは２０１１年に設立された個人美術館とアートセンターです。合同会社で、公的資金は受け取っていません。通常の状況では、特定の日のみ5月から10月下旬までオープンしています。アーツイニシアティブ東京とのパートナーシップを維持し、合宿やワークショップを開催しています。

Roger McDonald, Director.

Roger is a founding member of Arts Initiative Tokyo AIT (Tokyo). His research focuses on the history and practice of art and cosmic consciousness. His areas of interest include: modern art and Zen Buddhism, art and entheogens, Sung period Chinese landscape painting, classical Indian music and issues of climate change, deep adaptation and art. He was born in Tokyo in 1971 to British and Japanese parents. He studied Mysticism and Religious Experience (MA) and Art History (PhD) at The University of Kent, Canterbury under Professor Roger Cardinal (Outsider Art 1972). He taught at various art universities in Tokyo from 2002 - 2016, and has directed the independent study program MAD at AIT since 2000. He has curated exhibitions since 1998 (including the inaugural Singapore Biennale in 2006 and The Museum of Together at Spiral Tokyo in 2017) and founded Fenberger House a private house museum in 2012 where he organizes exhibitions and leads residential workshops.

ロジャー・マクドナルド、館長。

東京生まれ、８歳から英国で教育を受ける。大学では国際政治学を専攻し、半年間オーストリアにある欧州平和研究センター (European University Center for Peace Studies)で勉強する。その後カンタベリー・ケント大学の大学院で宗教体験と神秘学を専攻、研究はサイケデリック文化や禅と芸術について。博士研究は「アウトサイダーアート」の著者ロジャー・カーディナル氏の指導でモダンアート絵画と神秘主義（特に禅とアメリカの画家マーク・トビー）について行い、博士号を取得。1990年代半ばから終わりかけて、広島県にある神勝寺国際禅道場で夏に2年連続で修行をする。シャーマニズムの研究者テレンス・マッケナのワークショップにロンドンで参加する。1998年に日本に戻りインディペンダントキュレーターとしてアーティストと展覧会やイベント企画に携わる。最初の企画は山梨県の清里で、森の中に大きな穴を掘りアーティストたちの作品を埋めて、開催中に発掘するというもの。2000年に仲間とAITを設立、2001年にNPOに認定される。AITでは、現代アートの学校MADのプログラムディレクションを担う。2000年から2013年まで東京近郊の美術大学で非常勤講師として教鞭をとる。2001年第一回横浜トリエンナーレでアシスタントキュレーター、2006年にはシンガポールビエンナーレキュレーター、2017年にはアウトサイダーアートの大規模展「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」を東京でキュレーションを担当、その他様々な展覧会やアートイベントのキュレーターも務める。2010年長野県佐久市望月に移住して、2014年に「フェンバーガーハウス」を設立、館長を務める。合宿やワークショップをリードする。2016年には観察実践集団の「第３の鳥結社」の活動に参加し、アメリカとブラジルで開催された国際会議に出席。2018年夏には、アメリカ西海岸にあるカウンターカルチャーの聖地エサレン(Esalen)でアーティスト、アンナ・ハルプリンの最後の夏のワークショップに参加する。2018年から気候危機に関する研究を始める、2019年に望月地域の市民運動グループ「MOACA」を仲間と設立。地域や学校で気候危機や適応に関するレクチャーとディスカッションをしている。2021年からUBIA「宇宙美術アカデミー」をスタートし、ホールフードやプラントベース食のカフェ、量り売りショップ、ドームでのスペースミュージッククラブや「市民回復センター」を主催している。

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